ホテルコンチネンタル府中のスタッフは、イメージカラーである千歳緑（ちとせみどり）のブレザーを着用しています。

青森にある自社牧場「東北牧場」では、サラブレッドの堆肥を利用した循環型農業にて、無農薬・無化学肥料の野菜やハーブを栽培しています。

1917年に八甲田山の麓で創業した東北牧場は、いまも変わらず澄んだ空気と水が流れるなか、広大な大地で多様な植物が育ちます。

千歳緑は、四季の移ろいの中でも変わらぬ緑の葉をつける松の色を示し、長寿や不変の象徴とされています。

100年以上続く東北牧場の歴史と変わらない自然を表現するため、ユニフォームは生地選びから全てオーダーメイドで制作しました。

テーラーの方と打ち合わせの様子

膨大な種類から、朝露のような適度な光沢と、重厚感のある生地を選びました。

カラーは、染色剤の無限の組み合わせから、深みと奥行きがある「千歳緑」を表現していただきました。

最終段階では3色までを候補を絞りました。同じグリーンでもよく見ると異なる色味。スタッフの意見も参考にしながら決定します。

機織り機で布が織られる様子。

このあと染色され、いよいよ世界で一つだけの生地が出来上がります。

制作と並行して、スタッフ一人ひとりの採寸を行いました。
手の長さなどひとりひとりの体系に合わせて、丁寧に採寸していただきました。

ついに完成したブレザーが到着。

それまでダークスーツをそれぞれ着用していたスタッフにも統一感が生まれました。

ホテルコンチネンタル府中では、私達のアイデンティティと想いをのせたユニフォームで皆様をお出迎えいたします。