2021年の9月に拡張リニューアルした楓の間ですが、
拡張計画は1年をかけて行いました。
以前の楓の間はシャンデリアが印象的な253㎡、着席で150名収容可能な会場でした。
こちらの右側の壁をなくし、着席200名が収容可能になるよう拡張リニューアル計画をたてました。
シャンデリアは撤去し、埋め込みのLEDライトを設置し、会議では明るく、宴会では落ち着いた色合いに調整できる照明に。
楓の間は当館最大の宴会場であり、コロナ禍以前では工事を行うことができないほど使用頻度の高い会場です。
コロナ禍にて宴会場のご利用が少ない今の時期にしか拡張工事ができないと判断しました。
まずは壁を撤去し、会場の拡張からスタートしました。
ご利用の方への騒音に最大限注意を払い、音出しの時間を制限しました。
この度楓の間のデザインと設計をお願いさせていただいたのは、
株式会社ESPAD環境建築研究所の藤江 通昌先生と藤江 保高先生です。
株式会社ESPAD環境建築研究所は「豊かな環境づくり」をテーマに建築を考えていらっしゃいます。
住まい・集う人と周囲の環境が心を通じ合い、安らぎを受けることができる、そんな空間を作る事を大事にされており、
当ホテルの楓の間も滞在されるお客様が、居心地よく安らぎを受ける会場となるようご指導をいただきました。
株式会社ESPAD環境建築研究所様のホームページでも弊社の楓の間をご紹介いただいております。
https://www.espad.jp/portfolio-item/%e3%83%9b%e3%83%86%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%8d%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%ab%e5%ba%9c%e4%b8%ad/
工事期間中も何度も詳細の打ち合わせをさせていただき、
諸問題の解決、細かな改善を話し合いました。
会場内に大きな足場を組み、シャンデリアを撤去します。
また、先日ブログで紹介させていただいた、日進産業様のガイナを壁に塗装します。
LEDの埋め込みライトが付き、間もなく完成です。
着席で200名収容可能な333㎡の地域最大の宴会場となりました。
落ち着いたLEDの埋め込み照明はシーンにあわせて調光ができます。
壁にガイナを塗装したことにより、夏は涼しく、冬は暖かく会場を保ち、防音、消臭効果があります。
また、自動カーテンを設置しており、会場を分割することができるため、様々なレイアウトにて会場をご利用することができるようになりました。
ぜひ様々なご用途で皆様にご利用いただきたく、
お気軽にご内覧にお越しください。